HEXAMANGA – 中国の女優・郭雨欣(グオ・ユシン)をめぐり、所属会社との契約問題が大きな注目を集めている。東陽心楽之影視文化は2026年9月23日、郭雨欣が契約期間中に会社を通さず、映像作品や商業案件を引き受けたとして声明を発表。契約違反に対する法的手続きを進めていると明らかにした。

会社側の説明によると、郭雨欣とは2024年9月に長期のマネジメント契約を締結しており、現在も契約が有効だという。そのうえで、本人が会社の承認を経ずに複数の撮影や商業活動へ参加し、仕事の窓口を独自に進めたと主張している。会社はすでに弁護士へ依頼し、契約上の責任を追及する手続きを開始したとしている。

さらに会社側は、郭雨欣が関わる映像作品や広告などについて、今後は事前に会社へ連絡し、書面による許可を得るよう関係各社に呼びかけた。未承認のまま本人と仕事を進めた企業や個人についても、事実関係を確認したうえで法的措置を取る可能性があるとしている。

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一方、郭雨欣本人は2026年9月24日に声明を公開し、会社側の説明とは異なる見解を示した。本人によれば、心楽之は自身の芸能活動を全面的に独占管理する会社ではなく、契約には本人が自ら、あるいは第三者を通じて仕事を進められる旨の規定があるという。また、縦型ショートドラマや舞台については、契約上のマネジメント対象に含まれていないと説明している。

郭雨欣はさらに、仕事の多くは自分側に直接届いた案件を以前のマネージャーが処理していたと主張。加えて、会社から受け取るべき出演料や商業案件の収益が支払われていないとも訴えている。双方の間では2026年初頭から意見の対立が深まり、本人は1月26日に契約終了を正式に通知し、2月には未払い報酬を求めて裁判を起こしたとしている。

会社側は、これまで郭雨欣のキャリアを支えるため、長編ドラマ『玉簟秋』への出演機会や商業案件などを提供してきたと説明している。一方で郭雨欣側は、それらの仕事や自身が成功を収めた縦型ショートドラマの活動について、会社のリソースによるものではないとの立場を示しており、両者の主張には大きな隔たりがある。

 

今回の騒動は、ショートドラマを中心に人気を高めてきた郭雨欣の今後の活動にも関わる問題となっている。彼女は1999年生まれで、中国戯曲学院で演劇教育を学び、長編作品で脇役を経験した後、ショートドラマ『Summer Rose』などを通じて知名度を高めた。2026年6月には出演作が上海テレビ祭の年間優秀マイクロショートドラマ関連企画にも選出された。

現時点では、所属会社と郭雨欣の双方が異なる説明を示しており、契約の解釈や報酬をめぐる問題についても司法手続きが続いている。そのため、現在出ている主張だけでどちらに法的責任があるのかを確定することはできない。今後は裁判所による判断や双方からの追加説明が、事実関係を確認するうえで重要になりそうだ。

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